2012年の展望『物流不動産ビジネスの粋を集めた新刊本を発刊』

イーソーコグループ 代表 遠藤 文

明けましておめでとうございます。本年もイーソーコグループをよろしくお願い申し上げます。

今年の一番の目玉は、物流不動産ビジネスの本『これからは倉庫で儲ける〜詳解:物流不動産ビジネス(仮)』(日刊工業新聞社)を発刊することです。株式会社イーソーコドットコム会長の大谷巌一が著者で、今年の2〜3月に発刊を予定しています。
今まで弊社が行ってきた物流不動産ビジネスのやり方や、成功事例、契約書などのノウハウを紹介しています。「営業の見える化」「社員の意識改革」にポイントを置き、これから保管や運送以外の新しいビジネスに挑戦されようとしている物流企業の方々に向けた内容になっております。物流不動産ビジネスを紹介する業界初の本格的な著作になったと自負しております。 本の発刊に合わせて、物流不動産ビジネスをさらに深く解説するセミナーや勉強会なども開催予定です。本に書ききれなかった内容も紹介することになると思います。

物流不動産ビジネスを物流のブルーオーシャンと定義

ここ数年、ASP研修について力を入れてきました。そのおかげで、物流不動産検索サイト「e-sohko.com」のASP先担当者様への実習内容が充実してきました。さらに、定期的に行っているSkypeを使った会議で、ASPの方々の物流不動産ビジネスの成功事例数が格段と増えてきています。
今までこのような実習を通して蓄積してきたノウハウも今回の本で解説していきます。本の中では、物流不動産ビジネスを物流業界の“ブルーオーシャン”として説明しており、様々な切り口で収益となる成功事例も紹介しています。特に、物流企業の方が、物流不動産ビジネスを始める上で必要な考え方、取り組み方法などを説明しています。また、実務に必要な契約書の雛形なども公開しました。本を読んでいただき、さらに詳しいことを知りたいという方は、お気軽にお問合せください。

倉庫リノベーションの波が押し寄せる

株式会社イーソーコ総合研究所が倉庫リノベーションの総合監修を行い、倉庫をTBWA\HAKUHODO様のオフィスに改装したのが2006〜07年。2007年度「日経ニューオフィス経済産業大臣賞」を受賞しました。その前後にもイーソーコ総研は、オフィスだけでなくスタジオなどの倉庫リノベーションを多く手掛けてきました。最近の不動産業界ではリノベーションが一つのブームになっていますので、倉庫にも同じ波が来ているように思います。今年は、LED照明とファサード膜を組み合わせて倉庫を改装する「倉庫コスチューム」などリノベーション事業へ今まで以上に力を入れていきたいと思います。昨年、イーソーコとイーソーコ総研の社長を兼任することになりましたので、営業と工事の連携強化を図ってまいります。
また、物流業界の面から見ると、ファンドの大型物流施設の着工も多くあるので、倉庫の玉突き現象は逃れられない状況です。そこで空きが発生した中型、小型倉庫に、倉庫リノベーションという手法は有効です。立地などにもよりますが、周辺部が都市化されたビンテージ倉庫には、チャンスとなっています。
こういった集約などの流れの中で、賃料相場などの評価・分析のニーズが高まっているのも確かです。今年は、賃料相場を形作っていき、定期的な発表ができるように目指してまいります。

シェアオフィスを基点にした物流とITの融合

設立2年目を迎えました株式会社イーソーコドットコムは、物流不動産教育とネットワークを強化していきます。昨年は、ASP企業様の実習だけでなく、社内教育も充実させました。さらに、物流業界に特化したシェアオフィスを有効に活用していき、物流とITと教育の融合を図っていきます。
一つには、今後物流不動産ビジネスを始める際の営業部の立ち上げフォローなどをサービスメニューに加えていく予定です。また、人が行きかう場所として設置したシェアオフィスの利用者を増やし、利用者同士の交流、物流不動産ビジネスとのコラボレーションが実現できるようにしていきます。

物流不動産ビジネスのノウハウが物流企業の皆様の新たな収益のきっかけとなることを強く望んでおります。新刊本がその一助になり、今までお世話になってきた物流業界へ少しでもご恩返しができれば幸いです。皆様と一緒に物流不動産ビジネスの市場を広げていきたいと思っております。

本年もご愛顧のほど、何卒よろしくお願い申し上げます。