|
新年明けまして、おめでとうございます。
今年は、“物流施設の仲介”という物流不動産の枠を「いい意味」で壊す年にしたいと考えています。都心部の物流施設の新しい利用方法の提案や、物流集約に向けた提案、物流企業の方々が、物流不動産ビジネスを取り入れることによる物流営業の活性化の提案などを行っていきます。そのためには、今まで弊社が培ってきたノウハウを広く開示していくことになります。不況というときだからこそ、新しいビジネスに皆で挑戦したいと思っております。
物流営業の新しい形を提案したい
物流不動産で培ってきた営業ノウハウを、物流企業様に公開していきたいと思います。一昨年からの不況で、荷物量が減少し、新たな営業方法を考えている企業様が多いことを実感してきました。今までの“待ちの営業”から、いかに営業方法を転回していくかが、重要な課題として浮上してきています。
物流不動産の営業は、攻めの営業として形作ってきました。昨年は物流不動産営業の“見える化”も実施し、「新入社員が3カ月で収益を上げる方法」を作成しました。新人への教育も実施し、実際に昨年後半は、見える化の効果が上がり、新しい人でも契約を決め、契約件数を伸ばすことができました。さらに、教育・意識改革を行いながら見える化を随時洗練させていき、自社だけでなく、他社にもお伝えできるものへと昇華させていきました。今まで、「物流不動産は、物流だけでなく、関連した不動産、建設、金融、ITが複雑に絡み合ったビジネス」でしたが、昨年後半から、他社にも伝えることができるように体系化できたと実感しました。
新年からは「分かりやすくなった物流不動産」を大きく展開できるようになります。そこを支えるのがITシステムだと思います。「スカイプ」というのをご存知でしょうか?インターネットカメラとパソコンを利用し、相手の顔を見ながら、話をすることができます。それも無料で! 今まで電話代がかかっていたのが嘘のようです。こういった政府が整備したITインフラを十二分に使わない手はないと思います。スカイプを中心に全国の企業様とコミュニケーションを取り、物流不動産ビジネスの最新情報のやり取りを行っていきます。弊社を設立した十年前では、ネットは遅く、考えられなかったことです。
LSSに新たな動きも
一昨年11月から開始した物流営業支援システム(LSS)。導入企業は450社を超えました。今後は、物流以外の業界にも販売を強化していきます。また、それとは別に、協同組合などの利用も静かに深耕しております。LSSの付属サービスである「なんでも物流掲示板e-cargo」を非開示にすることで、会員間のみで情報交換できる仕組みとして活用いただいています。
協同組合の中で、会員のメリットを考えている方々に、安く、手軽に利用できる新しいシステムとして定着しつつあり、こういった会員間のみの利用企業も100社を超えるに至っています。今後、こういった協同組合などの会員サービスの一つとしても、売り込んでいく考えです。また、イーソーコのe-cargoと協同組合のe-cargoは同一システムを使用しているので、案件により、オープンにすることも可能で、合理的な運用ができます。会員間だけで利用されているので、なかなか表には出てきていませんが、会員サービスでお悩みの協同組合の方々に、話を聞いてもらうだけでも、いい利用のしかたが浮かんでくるのではないかと思っています。
都心部の倉庫に通販がキラリと光る
今年は、通販物流が大きく変化していくと考えています。通販業界は、中小企業の伸びが大きい業界です。通販大手は物流網を整備していますが、中小は、まだ自営物流を行っていることが多く、物流サービスを十分に消費者に提案できず、マイナス面になっているところを見てきました。昨年のワールドビジネスサテライトでは、ジャパネットたかたの高田社長が「通販にとって物流は一番の生命線」とおっしゃっていました。中小の通販物流にとって、物流面を整備すれば、顧客へ差別化提案ができるということです。
特に、都心部の倉庫は、住宅地が近くにあることを強みにし、通販物流とマッチングすることでいろいろと使えるようになります。天井高の高さを利用し、撮影スタジオを併設することも可能です。天井高と無柱空間を活用し、ちょっと変わったショールームスペースを設置することも可能です。消費地の真ん中というところから、集客力が見込め、「物流施設」兼「事務所」兼「ショールーム」兼「直接販売」といった拠点として変身させるポテンシャルがあると思います。
サービスメニューの充実化を図る
今後、トランクルームのサポートも考えています。イートランクルーム.comの刷新計画があり、都心部の30〜40年経ったビンテージ倉庫の、改修提案などができると思います。また、物流施設の提案から、コスト削減といったコンサル業務なども引き続き行っていきます。弊社は、物流業界に育てていただいてまいりました。この不況下に、少しでも、物流業界に新しい光が差し込むようなお手伝いができたらと考え、いろいろなサービスをこれからも充実させていきたいというのが、今年一年の目標です。時代の流れと共に進化し続けるイーソーコグループを目指してまいります。
何卒、本年もご愛顧のほど、よろしくお願い申し上げます。
|